24忠魂碑(ちゅうこんひ)

忠魂碑について

過去に日本は世界の国々を相手に戦争をくりかえしてきた事実があります。その為、この忠魂碑には日清戦争(日本と清国の戦争、1894~95年)、日露戦争(日本とロシアの戦争、1904~05年)、太平洋戦争(日本とアメリカ、イギリスなどとの戦争、1941から45年)までの、東植田出身の戦病死者129名の英霊が祀られています。

多くの若者が参戦して尊い命を失いました。その方々の魂をお祀りし、その功績を永く称えるために建てられたものです。昭和28年10月に除幕式が行われました。

「忠魂碑」と大書された方は、地元の善通寺第11師団の陸軍大将 土屋光春男爵です。

その前にある左右の歌碑は、神社を建てた名工棟梁の久保佐五郎さまが詠ったもので、いずれの歌も大変すばらしいものです。書は村長を勤めた飯間亀太郎さまのようです。

右側が「華とちる 君が御霊は 九段坂 神のくらいに のぼる尊さ」

[はなとちる きみがみたまは くだんさか かみのくらいに のぼるとうとさ]

左側が「国おもう 若人たちの 誉れをば 後の世までも 語り伝へん」

[くにおもう わこうどたちの ほまれをば のちのよまでも かたりつたへん]

  

多くの英霊が祀られている忠魂碑

 

裏面に刻まれた英霊の名簿

 

現地投稿写真