23東植田神社古墳(ひがしうえたじんじゃこふん)
東植田八幡神社馬場先古墳について
神社の東方、坂道を上ったところに御旅所がありますが、その手前に横穴式の大きな古墳があります。ほぼ完全な形で残っており大変珍しい貴重な史跡と言えます。
古墳とは天皇や豪族のお墓のことです。古墳には竪穴式石室と横穴式石室の二種類があります。
この古墳は副葬品こそ盗掘されていて現存しませんが、石室の形も完全な姿で残されており貴重な遺跡として大切に保存する必要があります。
その規模からして、古墳時代中期から後期にかけての横穴式古墳であり、この周辺には三基の古墳があることも判明しています。
また、城池の周辺とか西植田地区にも多くの古墳があることも知られています。
この古墳の被葬者はよくわかりませんが、7世紀頃に造られたもので地元の権力者のものと思われます。
|
天井石におおわれた立派な石室 |
|
周辺に見える古墳の礎石類 |