8天神山(てんじんやま)

天神山(てんじんやま)について

高さ40~50m程の小高い丘にある天神山は、江戸時代(1600)から信仰の山として近在の人々より崇められてきました。今も山頂に二つの神社があります。

天満宮神社について

創建は寛永2年(1625)で、例年9月25日に例祭が行われています。

祭神は、学問の神様である菅原道真です。道真は幼少より英才で、早くより和漢の学に通じて和歌を得意としていました。仁和2年(886)には、讃岐の国司として滝宮(滝宮天満宮)に住んでいました。学問の神様として有名で今も受験生たちがお参りをしています。

道真が九州の太宰府(太宰府天満宮)に流された時に、都を偲んで詠った歌が特に有名です。

東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
[こちふかば においおこせよ うめのはな あるじなしとて はるなわすれそ]

この天満宮神前に高さ3m、巾30cm、厚25cmの立派な石造の注連柱(しめばしら)が奉献されています。

西植田村の篤志家であった、植田森太郎景寛さまが奉納したものです。

  

天満宮神社

 

金比羅宮神社

 

金比羅宮神社について

創建は文政6年(1823)で、岩破の金比羅宮神社と共に琴平町の金比羅宮の祭神と同じで、海難守護の神様として又縁結び農業の豊作を願う神様として崇められています。

 

 

 

現地投稿写真