1宝地(ほうじ)

文字とうり、ここには宝物が埋められているという伝説が残っています。

むかし、土佐(高知県)の長宗我部軍(ちょうそかべぐん)が攻めて来た時、城の持ち主は宝物を持っては逃げられないので、土を深く掘って埋めて逃げたというお話があります。

この宝地へ行く道は、迷路の方になっておりなかなか目的地まで行けないので、隠すには都合がよかったのかもしれません。

宝物を隠したところは歌により示されています。

「朝日さす 夕日輝く影のうら・・・・・・白藤のもと」

歌には少し言葉が不足していますが、夢とロマンを抱(いだ)かせるお話です。

 

  

迷路のようになっている宝地のイラスト

 

現在の宝地の地形

 

  

宝地にある熊野神社

現地投稿写真