21茶畑(ちゃばたけ)

茶畑について

江戸時代の後期、文久年間(1860年頃)に当時の大庄屋だった久保又三郎が製茶に意を注ぎ、長男又八郎と共に岡の峰(東植田八幡神社の南方周辺)の山林3haを開墾して茶を植裁し、煎茶及び番茶の製造をしたことに始まります。

昭和27年、東植田村茶製造販売協同組合が設立され、機械製茶をはじめてより個人製茶から共同製茶にと製法も変わり、品種の導入により新茶の造成が進み現代のような茶園となっています。現在約10haが栽培され「植田茶」として好評を得ています。

 

  

美しく広がる茶畑と惣天満池

 

お茶の栽培を伝える掲示板

 

惣天満池(そうてんまんいけ)

この池の由来は戦国時代に、西植田の藤尾八幡神社の御分霊を受け取る儀式がこの村境で行われました。その際、御分霊を衣の袖に入れたままで渡されたので、「袖もぎ」と呼ばれたのが今の「惣天満」(そうてんま)の地名になったといわれています。

現地投稿写真