36専福寺(せんぷくじ)
専福寺について
当寺は、徳島県美馬郡安楽寺の淑弟正応が天文元年(1531)の秋、本願寺証如上人より、親鸞聖人のご真筆六字名号ならびに文章一帳を受け帰国の後、永禄元年(1557)の頃、安原上村において一宇を建立したことに始まります。天正年間(1580年頃)に長宗我部元親の兵火のため焼失しましたが、第二世正哲は植田村滝山に一宇を建て、谷の坊と号しました。
ところがまもなく、兵火のため再び焼失。第三世正因の代になり当所に本堂を建立し、寛永18年(1641)に岩滝山専福寺という寺号を賜りました。
それ以来、現在にまで続く古いお寺です。
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専福寺の本堂正面の鐘楼 |
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高松市の名木イチョウの木 |